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最近購入したもの

こんにちは。

給付金が入ったこともあり、マジック用品をいくつか購入しましたのでまとめて紹介したいと思います。

・Straight Playing Cards
巷で噂になっていた最安値のマジック用トランプです。クラウドファンディングをしていたので、1万円のコースを購入しました。デック1色が10個とギャフカードとデックケースが付いてきます。デックは1色しか選べないので、他より値段の高い白にしました。浅はかな選択だったと思いますが、白もデザイン気に入ってるので良いでしょう。カード裏や絵札にサインしやすいように帯が入っているのが特徴です。届く前はとにかく安くてデザインが良いという印象でした。

ここからは届いてからの感想です。まず紙は真っ白ではなく、色にムラがあります。よく見なければ気になりませんが、安っぽい印象です。実際安いわけですが。エンボスは控えめで滑りに多少ムラがあります。ここはできれば改善してほしいところです。硬さは個人的にはちょうど良い感じです。触ってみて気付いたこのカードの最大の特徴は、湿気に強い点です。僕はカードをいつでも触れるように使い古しのデックを胸ポケットにむき出しで入れています。この時期は湿気でカードがすぐにやられてしまうのですが、このカードは胸ポケットに入れてもカードが比較的へたらず、普通に使うことができました。この夏使い倒すデックとして最良の選択肢の1つだと思います。


・Eden Playing Cards
こちらも最近SNS上で見かけたカードです。実は高校時代の奇術愛好会の先輩がプロデュースしたカードということで、即買いしました。デザインもとても素敵だと思います。値段はStraight Playing Cardsの約3倍です。質の良いオリジナルデックは1500円前後が相場だと思っているので、比較的安めだと思います。

カードの質にあまり詳しくないのでアレですが、僕レベルでフェローが気持ちよく入るので良いと言って良いでしょう。硬さは少し硬めで、滑りは均一です。今の時期はあまり使いたくないので、しばらく寝かせておこうと思います。箱もお洒落なので飾っておくだけでなんだか満足感があります。


普段使いするデック問題ですが、値段や質を考慮するとインポッシブルデックかバイシクルセカンドになるのかなと考えています。考えているだけでどちらもまだ購入したことがないので、そのうち手に入れたいと思います。Straight Playing Cardsがここに食い込んでこられるかは今後次第だと思うので期待したいです。


・In Order to Amaze
ピットハートリングのメモライズドを使ったカードマジック集。いいマジックを邦訳してくれるのはとてもありがたいです。教授さんや、その関係者様に感謝申し上げます。装丁も素晴らしく、所持しているだけでマジック上手くなりそうな気がします(練習しろ)。まだ全部は読んでいないのですが、最初からすごいのが載っているので、多分すごい本です(語彙力の崩壊)。マジシャン殺しではないですが、一般の観客がこんなの見せられたら思考停止してしまうのでは。お高いですが、購入すべき本の1つだと思います。そしてできれば読み進める前に実演を見たい。


・Set Chop Cup
Pipoのチョップカップルーティンを見て惚れたので購入しました。最近Two Cup Routineを上げたので見ていただいた方にはわかると思うのですが、突然現れる異物より、今まで使っていたものだけでフィニッシュするのが好みなんですよね。Pipoのルーティンは異物の出現と今まで使っていたものの中間といった現象で、いいとこ取りをしている印象です。

届くのに3週間ほどかかりました。チョップカップを手にするのは初めてなのですが、とても満足感がありますね。こういうマジック以外に何に使うんだという道具にはロマンがあります。カップはとても丈夫そうです。恐る恐る触っていたのですが、Pipoはグニグニ揉んでいたので、同じようにして皮を柔らかくしたほうが良いのかもしれません。でもしばらくは慎重に扱いたい。少し残念だったのはカップの底の縫い穴が一箇所だけ内側にずれており、綺麗な円を描いていないところです。いびつなハートっぽくなっています。まぁそのうち個性として愛着が湧くと思いながら使いたいと思います。また、付属の袋が麻でできていて、ちょっと取り出しづらいのと、ファイナルロード用のボールは入りきらないのはイマイチな点です。後日良さそうな袋を買いに行こうと思います。あと赤いシルクがついてきたのですが、何に使うのかわかりません。サービスでしょうか。

Pipoのルーティンですが、ファイナルロード前までは通せるようになりました。練習していてとても楽しいです。問題は、ファイナルロードのところで、ここがめちゃくちゃ難しいです。というかPipoの手がデカすぎます。同じことをするのは結構無理があるので、なんかうまいことできないか模索したいです。


これ以外にもPDF商品をいくつか買ったのですが、ほんわかさんのブログを読んで買ったものになるのでそちらを見ていただいた方が面白いでしょう。マジケ商品も給付金を前借りしていたところがあるのですが、今回は割愛します。
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レビュー:ジャパンクリエイターマジック作品集

こんにちは。本日は6月限定で販売されていたジャパンクリエイター作品集を手に入れたので、その感想を。もう手に入らないタイミングでレビューするのずるいと思いましたが、届いたのが昨日のことだったので許してください。販売ページで演技映像はまだ見られるっぽいのでそれを見ながら読んでもらえれば幸いです。

販売ページはこちら
http://majion.shop-pro.jp/?pid=151499612



RYOTA
・マスクゴムのリアル貫通
貫通の方法に関しては目新しい感じではありませんが、仕掛けに使うものの調達方法が面白くて感心しました。


Higar
・STAY FOAM (ステイ フォーム)
泡のロード方法が面白いです。ちょっと怪しい気配はあるのですが、それでもまさか泡をロードできるとは思わないので驚きが上回ると思います。最初に出現させる泡の作り方がとても詳細だったのには笑いました。


MH
・ReTear
実はこれを目当てで買ったところがあるのですが、とても良かったです。本当にビジュアルに復活します。しかし、ギミックの作り方に関しては結構雑だったので、同じ精度のものを作れる気はちょっとしませんでした。泡はあんなに詳細だったのに。ギミック制作の技術を磨きたいと思っていたところなのでぼちぼち挑戦してみます。


野島伸幸
・コロナの呪い
手法については特に言及することはないのですが、特筆すべきなのはコロナを素因数分解してみようと思ったことと、そこからワンデックで3パターン作れることに気づいた閃きの部分でしょう。正直、僕はコロナを素因数分解してみようと思ったこともありませんし、仮に、素因数分解したところで丁度3パターン作れることに気づけなかったと思います。見習いたいですね。


益田克也
・アベコベデック
最近の益田さんの創作は地味路線なのでしょうか。今回も現象としては結構地味目だと思います。これは動画ではなくて実際に生で見てみないと威力を実感できないタイプだと思うので、早くコロナ騒動が収束することを願って止みません。


KOBA
・Instant Message
これは科学系マジックの本に載っていたような気がします。使うものは違ったかもしれませんが。フォースについては、方法論としては面白いです。ただあの状況においては、フェイス側からカードを取って後ろに回すのが自然でフェアかなと。不自然なところにタネがあるという良い例だと思います。


Takamiz Usui
・The other half (Takamiz ver)
これは仙台でレクチャーがあったときに教えてもらいました。簡単で良いマジックだと思います。枚数が少なくなってくると操作の誤魔化しが効きづらくなってくるので、そこをどう紛れさせるかがポイントだと思います。レクチャーの時は3枚になった時点で真ん中のカードを抜き出していた記憶があります。


SYOUMA
・空中紙コップ
どちらかというとこちらの方が一般の人が思いつく浮きかたのような気もしますが、実演の際に普通の浮かせ方じゃなくて完全に浮いていますという演出だったのがちょっとツボでした。


コロナの影響によって企画された作品集ではありますが、今後も定期的にこういったものが出ると面白いですね。そしてMHさんは作品とその詳細な作り方のレクチャー映像を商品化してください。お願いします。

レビュー:原理主義

こんにちはせぶんです。

気付けば明日からマジックマーケット開催ということで、本日は佐藤水城さんの『原理主義』の先行レビューをします。と言ってもこの作品集は2年前に販売されたコピー本の製本版なので、既に持っている方もいると思います。阿弥陀籤をテーマにした手順2つとカードを使った原理手品1つが収録されています。


阿弥陀#2.2
観客が 選んだコース 辿ったら 大吉が出る 阿弥陀籤かな

こういうことありそうだよなぁと思っていた原理を見事に手順に落とし込んでくれています。自分で考えるのはなかなか大変だと思うので助かりました。演技の負担がほとんどないのもとても良い。


阿弥陀#1.3
スタート地点に観客が指定した順に○×△☆の4つのシンボルを書きます。更に観客が指定した場所に横線を書き加えていきますが、結果を確認するとどのシンボルがどこにゴールするのか完全に予言されていたことが分かります。

これは言われてみればそうだけどあまり意識したことのない原理を使っています。阿弥陀#2.2と見た目はそこまで変わらないのに、使っている原理は全然違うところが素敵。


Card Place Location
カードを 1 枚選んでもらいデックに戻します。別の観客の手によって3枚のカードが選ばれ、そのカードを見ると、選ばれたカードのマーク、数字、デックの上から何枚目にあるかがわかります。

僕のレクチャーノート『Seven Scenes』に掲載されているDo It Yourselfの類似現象です。何を隠そう、この原理を持ってきたのが佐藤水城さんで、その原理をそれぞれが仕上げて別々の作品として発表しています。セット、ハンドリングはもちろん、現象もちょっと違うので、比較してみるのが一番面白い楽しみ方な気がします(とステマしていく姿勢)。


とまぁ色々書きましたが、僕の文章にどれほどの販促能力があるかわからないので、改めて他の人たちのレビュー(みたいなもの)を貼っておきます。参考にして是非ご購入ください。
https://twitter.com/i/events/1246417440105353221

レビュー:52Hz

こんにちは、せぶんです。

マジックマーケットも近づいてきましたので、東北大学クロマドウ会から販売されるレクチャーノートの先行レビューをしたいと思います。今回はムナカタヒロシさんの『52Hz』です。とにかく文量がすごく、読み物としても面白いです。こんなまえがきとあとがきを書けるようになりたい。トリックも粒揃いで、特に第2章は全部しゅごい(語彙力の崩壊を感じる)。とりあえず全トリックについて簡単に感想を書きましたので、販促に繋がれば良いなぁと思います。


第1章 Traveling
カードを用いて演じる現象の中でも、特に移動に主眼を置いたトリックを集めました。

Split(*) 4エースを用い、観客の自由なコールに応じてカードトゥポケットを行います。パームを使いません。

素朴な感じで良い手順です。ケースバイケースなのですが、明確なバッドパターンは存在せず、いずれにせよ衝撃的な現象を起こせます。


Vol-de-Nuit Hofzinser(*) 筆者流のホフジンザープロブレムの解法です。本書では唯一ギャフを使う手順ですが、ありふれたギャフなので手に入れやすいはずです。

1段目がいい感じに効いて、ギャフカードの存在を覆い隠してくれます。マジシャンが見ても、ボーッとしてたら普通に騙されると思います。


Double Date テンヨーのディーラーズアイテム『サプライズ手帳』にトリビュートした手順です。2人の観客のカードが手帳に書かれた数字に従って現れます。

めちゃめちゃ骨のある手順。これだけで1ルーティンできています。サプライズ手帳をお持ちの方は是非チャレンジを。


第2章 Mental
いわゆるメンタルマジック寄りのトリックを集めてあります。

Power of ‘JUNISHI’ 十二支のシンボルをすべて半分に切った「絵合わせ」の山があります。この中から観客に好きなカードを選んでもらうと、その結果が完璧に予言されていることが分かります。

個人的イチオシです。2つの原理を組み合わせたものになるのですが、この2つの原理は1950年代には発表されており、今日に至るまで誰もこの2つの原理を合わせなかったのであれば、この原理の発展は70年分遅れたことになります。しかし安心してください。バリエーションの方は今後100年くらい誰も思いつかなそうなものを著者が発見してくれました。このトリックの発表でこれらの原理は70年の空白を取り戻すどころか、100年先まで発展したと言っても過言ではないでしょう。Power of JUNISHIを初めて見せてもらったときは、自分が思い付きたかったという悔しさもありましたが、バリエーションの方はなんで思いついたの?って正直に思いました。原理好きな人は絶対に楽しめると思います。あと、普通に低負担で不思議で楽しいトリックなので、実用的なものを欲している人にもお勧めです。


Ariadne 観客に手伝ってもらい、裏表バラバラな二十枚強のパケットを作ります。演者は視覚的情報に頼らずカードの表と裏、赤と黒を判別します。借りたデックで演じられます。

これも2つの原理を組み合わせたもので、知らないととても不思議です。個人的には、このトリックはまだ発展性がありそうな予感があり、これからにも期待のかかる作品です。もしかしたらそれを発見するのはこれを読んだあなたかもしれません。


The Equi-voyance Test(*) よく混ぜたデックから、無作為に3枚のカードを抽出し、どのカードを使うか観客が決定したうえで透視能力の実験を行います。観客はカードを当てることができませんが、演者は100%正確に言い当てます。借りたデックで演じられます。

借りたデックで演じられる、ヘビーな手順。初段で止めればそこまでヘビーでもない気がしますが、序盤の動きをとても滑らかに行う必要があります。ちなみに著者はめちゃくちゃ上手いです。


第3章 Playing
箸休めのような章で、遊戯的に楽しんで作ったトリックが解説されています。

Fake Monte Move(*) モンテムーブに見せかけてモンテムーブを行わない、マジシャンフーラーです。

怪文書に載せられていた作品。マジシャンフーラーなのかは少し疑惑がありますが、でもまぁ面白いから見せちゃうってタイプの作品。手品始めたての人を引っ掛けるのには良さそうです。


Psychokinepick(*) マジシャンが手をかざすと、デックのトップカードがひとりでに動き始めます。動かすカードは52枚中のどれでもよく、演じる前後でデックも手もあらためることができます。

結構いい感じに動きます。覚えておくと飲み会とかで重宝するかも。


Rashomon Monte(*) 3カードモンテのデモンストレーションを行いますが、なかなか当たりません。演者は観客に暗示をかけることで惑わせているのだと説明します。より深く暗示をかけると、手伝い役の観客は、カードが表向きになっているにも関わらず当てることができなくなります。

サークルの新入生を感動させた、怪作中の怪作。発想がとても面白いので、読むだけでも満足できる作品。誰かに見せているところを見るのはとても楽しいです。


第4章 Et Cetera
1章から3章に含まれない現象のカード奇術たちです。

Sinking Aces(*) エース4枚のうち、観客のコールに応じて選ばれたエースがマットを貫通します。

Splitもそうですが、これも素朴な感じの良い手順。著者の好みがよくわかるタイプの作品です。


Closed Marriage-Brokers 演者と観客とでQとKのペアを作っていきます。確認してみるとどのペアもスートが不一致であることが分かりますが、ジョーカー2枚のあいだを通すことですべてのペアのスートが一致していきます。ロイ・ウォルトンのマリッジブローカーズをすっきりとアレンジしました。

『THE堅実』なハンドリングです。僕もマリッジブローカーズを演じる時はこのハンドリングを重宝しています。


Awkward Rising ケン・クレンツェルのライジングカードをコメディ/サカー風に演出づけた手順です。

何回かSNSに上がっているので見た方もいると思います。あのコミカルな動かし方をするのはちょっと難しいですが、練習する価値はあります。


第5章 Extra
おまけの章です。非カード奇術や、カード奇術にまつわる記事など。

Crystal Clarity テンヨーの『クリスタルボックス』にトリビュートした手順で、意外な現象が連続して起こります。

クリスタルボックスの新しい使い方です。僕もハンドリング考えるのを少し手伝いました。流れるように現象が起こるので見ていて楽しい作品です。裏の動きも全部流れるように連動するので、この作品集の中でも屈指の難易度だと思います。クリスタルボックス自体が素晴らしいマジックなので持ってない方は購入しましょう。


とにかく僕のオススメはPower of ‘JUNISHI’です。道具一式作ったらこれだけで3000円は確実に取れるレベルの作品です。これが2500円で他にも12作品ついてくるのだから、これ以上の言葉は必要ないでしょう。是非お買い求めください。

Plots & Methods

お久しぶりです。

パソコンが壊れたりだとか、マジック以外で忙しかった等あって更新が滞っておりました。
久々にレビューをしようと思いましたが、最近買ったものを見ると10作品以上載っている作品集ばかりで久々のレビューには重い…
ということで巷で噂だったMichal KociolekさんのPlots & Methodsを購入しました。予想以上に面白かったので紹介します。

内容は4作品+ボーナストリックとなっております。

All In
サンドウィッチ現象です。
サンドウィッチ現象は一般的に観客のカードがいつの間にかジョーカーの間に挟まれているというものですが、この作品はまず選ばれたカードをデックの中に戻してから、デックの上に2枚のジョーカーを表向きで置き、その後ごにょごにょします。そのため、一般のお客さんでもジョーカーの間にカードが挟まれる手法はなんとなくわかるけれど、なぜ選ばれたカードを挟むことができたのかはわからないという少し異質な作品になっています。マニアにとってはジョーカーの間にカードが挟まること自体に不思議を感じることは稀なので、そういうマニア向けの側面もあるのかなと思いました。完璧に演じられた場合、5人マニアがいたら3,4人は殴れると思います。
2つの原理の組み合わせで現象が起こるのですが、2つの原理を組み合わせてサンドウィッチ現象を起こす作品には後輩のTくんが発表しているThe Distant Sandwichがあります。こちらは手法としては似ていますが、いつの間にか挟まれている現象に仕上がっているので、一般向けなのはこちらかもしれません。ただし難易度はAll Inの方が簡単というか単純です。

Lucky You
カードアットエニーナンバーです。
複数枚の紙の両面に異なる数字を書いて、それを裏表バラバラにしてわちゃわちゃして最終的に表を向いた数字の合計値の枚数目から選ばれたカードが出てきます。これはとても良いです。バッドパターンや、恣意的に見える操作がほとんどなく、本当に適当に決まった枚数目からカードが出てきたように見えます。適当な紙と筆記具とデックさえ持っていればできるので覚えておくと良い武器になると思います。

R.M.
カードの中から殺人犯と被害者をそれぞれ決定した後、被害者が消えて別の場所に移動します。
個人的に一番の当たりです。元ネタを知らなかったのですが、もし知っていたらこの作品を作れただろうかと思って止みません。この作品の面白いところは途中まで観客に殺人犯を当てるマジックだと思わせられる点で、この思い込みが観客の視野を狭めてやりたい放題やらせてくれます。実際に殺人犯も当てるのですが、その裏ではとんでもない事態が進行しているわけです。今まで見てきたミステリ-がテーマの作品の中で一番やってみたいと思わされました。というか早速やりました。

Three + One
観客が色々と自由にカードを操作していくと、最終的にフォーオブアカインドが揃います。
最初カードケースからそれ出して始めるの?と思いましたが、そのあたりの演出も含めてしっかりと解説してあったので安心しました。根幹となる原理はセルフワーキングマジック事典にも載っているものですが、良い原理を良い感じに調理してあると思いました。

Polish Poker Stacking
Polish Pokerという売りネタを使ったデモンストレーションです。
これに関してはPolish Pokerの映像を見て、おーすごいってなって満足しました。現物を持っていないので何とも言えませんが、ピュアリスト(という名のズボラリスト)としてはまぁここまでしなくてもいいかなと思ったり。


Vanishing IncでPDF版が買えますので興味のある方は是非買ってください。詳細は下記URLから見られます。
https://www.vanishingincmagic.com/magic/card-magic/plots-and-methods/

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