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マジケ2021春 参加のお知らせ②

こんにちは。佐藤水城です。砂糖水という別称もあります。

マジックマーケット2021」にて「東北大学クロマドウ会」ブースよりこちらの商品を配布します。



『カード当てのある生活』 

カード当てのある生活表紙

ここ3年ほどの間に作ったカードマジック3作品を、ここ3年ほどの考えと合わせて掲載しています。

B5 68ページ 1500


以下、内容紹介です。 


LEFT

カード当て。2段目では左を向いたままカード当てを行います。

 

“どうやってカードを特定するか”だけではなく“どうやって「その状態でカードが当たる筈がない」と観客に思わせるか”についても解説しています。

 

Column

「その状態でカードが当たる(現象が起こる)筈がない」と観客に思わせることの重要性について解説する中で、“不思議”というものについての筆者の意見を述べています。最後には“不思議”について書かれている文献の中から特に影響を受けたものをまとめました。

 

Visible Card Location

セレクトカードのリバース現象。2枚のカードが1枚ずつひっくり返りますが、観客はカードがいつひっくり返ったのか分かりません。

 

解決策はシンプルなものを使っていますが、観客からは想像もつかないように工夫を施しました。

 

Liquid Oil and Water (Bonus)

3×3 No extra Face up Visual Oil and Waterです

 

従来のものと異なり変化ではなく分離を表現しています。

 


LEFTVisible Card Locationはマジシャンに見せることを念頭に創作しています。しかしこれはマニアックであるという意味ではありません。観客から見える作業は“カードをスプレッドから選び、デックの中に埋め、デックを混ぜ、カードが当たる(ないしひっくり返る)”という手続きから逸脱することのないような構成にしています。さらに、セルフワーキング臭や数理原理臭のする手法を避け、面倒なセットアップが必要なものとも決別しています。

また、全てのマジックに既存技法のバリエーション(少なくとも使われているのを見たことがないもの)を盛り込みました。そのあたりもお楽しみいただけるかと思います。


 

マジックは不思議であるべきです。私はそう思います。でも不思議って一体なんなんでしょうか。このノートを書いた目的は不思議というものに対する自分の考えをまとめることです。

私がどのようなマジックを不思議だと考えているのか。それを実現する為には何が必要なのか。これを言語化し、コラムでの記述だけではなく本書全体のテーマとして設定しました。

 

本編約32000字。結論というには早計ですが、今私が思うところを書き記しました。お楽しみください。

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新春こざわ会

少し前の話になりますが、新春こざわ会に参加してきました。今まで受けてきたレクチャーの中で一番アマチュアマニアっぽさがあって、こんな感じのレクチャー僕もやってみたいなと思いましたが、需要がありませんでした。残念です。それでは演目ごとの感想を。一部記憶が抜け落ちてますが、インフル明けで本調子でなかったのでご容赦ください。


・¥150 Trick

こざわさんの代表作。実演初めて見ましたが、噂に違わぬ面白さでした。50円玉3枚を持ち歩かないといけないのがネックですが、その価値は十二分にあるかなと。


・Engineer's Nightmare

三本ロープの手順。演者と観客の間のズレを産み出す手法の1つである「あからさまな嘘」というものを取り入れています。個人的にはマジシャンは紳士であるべきと考えているので、この手法をとってしまうと「胡散臭い人」っぽさが出てしまい良くないというか、非常にキャラクターを選ぶなと思いました。こざわさんにはとてもお似合いだと思います(褒めているつもりです)。


・Full Line Up

完全に裏表ごちゃ混ぜにしたカードの内訳を記憶するマジック。こういう理性に訴えかけるタイプの不思議、好きです。原案からの改案した点も理にかなっていて素晴らしいです。


・Old Maid's Piano

これは良いトリックです。ピアノトリックの改案としての最高峰だと思います。


・a tale of ten travelers

一人分少ない部屋に全員を一人ずつ泊まらせるという古典パズルを実際に再現するマジック。もやもやします。


・Magician vs Gambler vs Mathmatician

モンティ・ホール問題を絡めたマジシャンvsギャンブラー現象。発想の勝利だと思います。ただ『ten little tricks』のレビューにも書いたように、スイッチはもう少しいいのがあれば良いのになぁと思いました。


・Quintet of the Rings

五本リングの手順。五本が一直線に繋がる所がクライマックスになりますが、繋がるタイミングを完全に外されて驚きました。『Incomplete works』で解説されているものだと思いますが、これを文章で読むのは絶対苦痛です。間違いない。


・With or Without a Hole

穴のあるコインが消えるけど、穴の部分だけは残っているという現象。これすごい面白くて笑いました。現象のユニークさもさることながら、現象後の後始末の大変さがツボで、一粒で二度美味しいって感じです。


・Hello World

ガイドカードを使わないOOTW。いや、全部最後まで見せてよと言われないための話術というか演技力が必要なのでちょっと敷居高めかなと思いました。でもガイドカード使うのもいろいろ気を使う部分がありますし、総評するとOOTW自体が結構難しいマジックなのかもしれません。そういえばOOTWに関して、既出かどうか判定してもらいたいディスプレイがあったのですが、見せ忘れてしまったのが残念です。


・Counterfeit

天秤パズルで当てるカード。これも発想の勝利ですね。唐突な宮崎県在住のマルチ商法マニアの登場には笑いました。


・Electric Prophet

ミラスキルの改案。非常に良くできていると思います。マジオンで買い物する際に予算が余ったので、買って後輩にプレゼントします。


・Octrix

一度生で見てみたかったマジック。8枚のコインでマトリックスするのですが、想像以上に見た目スッキリしてるのに追いづらさは上がっていて良いです。


・The Loaded Dice

ダイスを使ったチョップカップ的な手順。ラストに衝撃的なものが出てきて楽しいです。


・Cueless

クローズドサークルミステリーっぽい犯人当てマジック。実はこのレクチャーの前にこざわさんから教えてもらっていて演じたことがあります。そのときは質問する所までは良かったのですが、その後どのような演出で当てれば良いのかわかりませんでした。今回実演を見てその謎は深まりました。2人目まではいいのですが、その後どうしてもわちゃわちゃってしちゃいますね。その辺りはまだまだ詰める余地がありそうです。



レクチャー後の打ち上げではこざわさんのものではないマジックをいくつか見せていただきました。沢さんのピアノトリックが見られたのは感動ものです。チェスの駒を使ったマジックも賢いなぁと感心しながら見てました。そういえばこざわさんが観客の反応が薄かったことを気にしてましたが、仙台の固定メンバーはだいたい毎回こんな感じです。おそらくみんな心の中では盛り上がってると思うのですが、あんまり反応に出ないんですよね。L&Lの観客の爪の垢を煎じて飲みたい、もとい飲ませたいです。ということで全然気にしなくて大丈夫です。僕も本調子でなかったので反応最悪でしたし、打ち上げでお酒を一緒に楽しめなかったのは非常に心残りです。機会があったら是非また仙台にお越しください。

マジックマーケット2018続報

こんにちは、せぶんです。

いよいよマジックマーケット2018の日が迫ってきました。戸崎さんからもブースレイアウトが発表されましたね。
東北大学クロースアップマジック同好会のブースはJ5 になります。是非お立ち寄りください。


筆者多忙につき作業をほとんど任せてしまっていたのですが、本日はサークル員から伝え聞いた追加情報をお届けします。

エタノール最終章ですが、タイトルは『Ethanol The Final』となりました(かっこいい)

前回紹介したもの+3作品の計10作品が収録されています。
追加作品についてはここでは秘密にしておこうかなと思っていますが、そんなの入れちゃっていいの!?と個人的に思うものも入っているのでご期待ください。

皆さんお楽しみにしているであろうあとがきですが、今年もすごいです。おそらく去年vol.2を購入した方は「これ最終章のあとがきどうするんだ…」と思っていると思いますが(僕は思っていました)、杞憂でした。まさか○○であることをこんな形で活かしてくるとはと感心しました。ガンガンハードルを上げてしまっていますが、問題ないくらい良い出来なのでこちらもご期待ください。


そんな『Ethanol The Final』ですが今回はなんと在庫が30冊しかありません(前回は50冊)。コピー本を作って持って行くのも大変なのです…ご容赦ください。即完売ということはないと思いますが、確実に手に入れたい方はお早目にご購入ください。


また、エタノールの過去作品が欲しいと言う声がちらほら聞こえたので、今年は『Ethanol vol.1』『Ethanol vol.2』を5冊ずつ持って行きます。『Ethanol vol.1』が個人的に激戦区なのではと思っているので、お目当ての方はお早目にご購入ください。

値段は各500円の予定です。宜しくお願い致します。


そして今回も2作品以上お買い上げの方に付いてくるオマケ原稿があります。とは言っても去年のものとは違い、普通(?)のマジックが解説されてます。収録が間に合わなかったんだなと思いながらお楽しみください。




ここからは個人的な話になるのですが、実はらららこっぺだんが頒布する『つぶやきプロダクション』に作品を寄稿しています。らららこっぺだんのブースはJ4、つまり東北大学クロースアップマジック同好会のブースのお隣です。当日この2つのブースの境目にいるのが僕だと思います。こちらも宜しくお願いします。

『つぶやきプロダクション』については、公式の方でも内容が伏せられているので、自分の分だけ簡単に紹介しますが、「合コンを台無しにする」マジックを寄稿しました。ハンドリングは結構凝ったつもりなのでお楽しみいただければ幸いです。


ではでは、マジックマーケットで皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

マジックマーケット2018商品紹介②

はじめまして。佐藤水城と言います。砂糖水さんという謎の人物を知っている稀有な方はいらっしゃるかも。

過去のマジックマーケットでは『東北大学クロースアップマジック同好会』のクソネタ集の方にいくつか作品を投稿していましたが、今回初めて個人作品集を書く運びとなりました。

原理主義

stmz_note

収録トリック:

① 不思議な阿弥陀籤
阿弥陀籤を取り出し観客が自由にスタート地点を決めます。結果を見ると大吉です。(タイトルはリスペクトです)

② 必殺阿弥陀籤
4択の阿弥陀籤のスタートそれぞれに4人が名前を書きます。さらには観客の意思で横線を増やしますが、誰がどこにゴールするのか完全に予言されています。(タイトルはイメージです)

③ Card Place Location(ボーナス)
観客が当てるカード当て。

全てセミオートマチックです。当日は基本的に実演する予定でいます。
原理が好きな方は勿論簡単な手品やカード以外のレパートリーが欲しい方、どんな手段を使ってでも手品で人を殴りたい方にお勧めです。

約20ページ白黒コピー本。値段は500円。部数は20部程度を予定しています。先着でおまけをつけるかもしれません。(内容等は予告なく変更されることがあります)。


どうぞ宜しくお願い致します。

マジックマーケット2018商品紹介①

こんにちは。ムナカタヒロシと申します。ガンビー教授という名前もあります。

来る8月、マジックマーケット2018において『東北大学クロースアップマジック同好会』のブースからレクチャーノートを販売します。ほかのサークル員が書いた出品物もありますが、とりあえず自分のぶんを先に宣伝させていただきます。


ラルジャン


LArgent


収録トリック:

①四三二一 テンポよくカードを変化させていく4Aオープナー。スタンディングで演技可
②透視実験 フェアな状況下で選ばれたカードを透視するメンタル・マジック
③増加関数 カード・アクロス手順『Las Vegas Leaper』のバリエーション
④通過地点 シンプルな見た目のカード・スルー・ザ・テーブル
⑤偶然音楽 拙作『The Music of Inevitability』の即興で行えるバリエーション
⑥夜間飛行 ホフジンサー・エース・プロブレムのバリエーション

そのほかエキボックについてのちょっとしたコラムも含まれています。

本文は正味42ページ、値段は1000円を予定しています。学生を自称する人には500円で売ります。安い。実質タダと言っても過言ではないのではないかと言わざるを得ない。上記画像の通り表紙はカラーですが中身は白黒印刷で、コピー本です。

上記のもろもろは予定なので、当日までに変更される場合があります。

なお、細かい文字を見るとめまいを起こす方は閲覧を差し控えてください。
よろしくお願いします。

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