2021.11.23
マジケ2021冬 参加のお知らせ②
こんにちは。連続でムナカタ・ヒロシです。
先の記事では新刊『MENTAL NOTE』を紹介しましたが、実はもうひとつ新刊があります。
『52Hz 補稿(PDF)』
その名の通り、2020年マジックマーケットで頒布した拙レクチャーノート『52Hz』において書き損ねたアイデア、後から思いついたハンドリング、その他雑文補足蛇足が書き連ねてあります。
B5サイズのPDFで、本文モノクロ22ページ(ぐらいになるはず)です。
100円にて頒布予定。投げ売り。
言うまでもありませんが既に『52Hz』をお持ちの方向けの内容となっています。
『52Hz』をご存じない方は以下の紹介記事などをご覧ください。
また「52Hz ムナカタヒロシ」とかでググるとレビューなどがヒットすると思いますので、参考にどうぞ。
今回の『補稿』では「Split」、「Vol-de-Nuit Hofzinser」、「Double Date」、「Power of 'JUNISHI'」、「Ariadne」、「Sinking Aces」、「Closed Marriage-Brokers」、「Awkward Rising」、「Crystal Clarity」、「ラブアダブバニッシュについて」、「ルポールワレット用封筒について」に関する補足が含まれる予定です。
でこの『補稿』、体裁の面からもあまりちゃんとした書き物ではございませんでこちらの値段になっておりますが、『52Hz』をお読みいただいた方にはそこそこ役立つティップスが載っているかなーと思います。また一部には筆者が「これは2021年に思いついた中でベストだ」と思ったアイデアなども書いてあったりするので、隅々まで読むと発見があるかも。
今年のマジケでも『52Hz』PDF版を頒布予定ですので、お持ちでない方は一緒に買ってもよろしいかと思います。なんせ100円ですし。
そんなわけで実体本『MENTAL NOTE』とPDF本『52Hz 補稿』、併せてよろしくお願いいたします。
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2021.11.22
マジケ2021冬 参加のお知らせ①
こんにちは。ムナカタ・ヒロシです。
腰が重い人々の集まり「東北大学クロマドウ会」ですが、やっぱり今回も「マジックマーケット2021冬」に参加いたします。当日はぜひブースをチェックしてみてください。
私は既刊(PDF版『52Hz』)のほか、新刊を出品しますので、紹介させてください。
『MENTAL NOTE』
こんな感じです↓
タイトルにある通り、メンタル風のカードマジック3種を中心に収録したレクチャーノートです。
メンタル”風”ですので、めちゃくちゃメンタリスト的な技能がなければ演じられないとか、メンタル的雰囲気を演出しなければいけないといったことはありません。むしろちょっとしたゲームを見せるみたいなものが主体です。
ちょっと癖はあるかもしれませんが、観客の前で演じてその効果を確かめたトリックばかりです。きちんと演じればレイマンにも、時にはマジシャンにもインパクトを与えられる作品になっているはずです。
A5サイズ、本文モノクロ32ページ。
1200円で頒布予定です。
前作『52Hz』は重い本だったので軽い読み物を目指しました。物理的には軽いのですが、中身は……まあ、ご自身の目でお確かめください。
以下、内容紹介です。
1. ’TEMAKI’ Mind Reading
観客にデックから6枚のカードを抜きだしてもらい、そこから2人の観客に1枚ずつカードを覚えさせます。6枚のカードはすぐさまよく混ぜてもらいます。これ以降いっさいカードの表を見ることなく、マジシャンは選ばれたカードを言い当てます。借りたデックで演じられます。
本書のなかでおそらくもっとも気軽に試せるトリックです。
2. The Triumphant Poker
20枚のカードを用いてポーカーを行います。マジシャンの手札と観客の手札、両方とも観客の選択に応じて作り上げます。すべての選択権は観客に委ねられていたはずですが、必ずマジシャンが勝ちます。
2017年発表のレクチャーノート『FIVE FLAVORS』にて発表したトリックです。ある有名な数理原理に基づいていますが、その原理を最大限に活かしたアイデアをお楽しみください。セルフワーキングです。
3. 37+1
マジシャンと観客とでカードを選び、その数の大小を競うシンプルなゲームをします。例によって例のごとくすべての選択権は観客に委ねられていたはずですが、必ずマジシャンが勝ちます。のみならず、マジシャンはゲームの流れを最初から完璧に読んでいたことが明らかにされます。
本書のなかで最も癖が強いトリックです。解説を読んでなんじゃこりゃと思われるかもしれませんが、効果は保証します。
4. O.M.O. Force
こちらのみカードマジックではなく、ある特定の状況下で行う紙片を用いたフォースのアイデアです。うまく行けばマジシャンも引っ掛けられるかもしれません。
また、おまけとして没ネタのカードマジック「Bullet Tells」を紹介しています。こちらに関してはもはやメンタル風ですらないのですが、発表の場がなさそうなので……(なんせ没ネタですし)。
『52Hz』ほどは重くないのですが、見た目の印象ほどは軽くない、濃いめの一冊です。興味ある方は手に取ってみてください! ではでは。